無電解ニッケルめっき
無電解めっきには、多種なめっき皮膜が有り目的に応じた金属皮膜を生成させます。また、素材に適した前処理構成も必要です。
よく耳にするのが、『カニゼンめっき』ですが、これは薬品メーカーの固有の名称です。他にも『無電解』『化学めっき』など様々・・・
無電解ニッケルめっきは、Ni-P(ニッケル-リン)、Ni-B(ニッケル-ホウ素)、Ni-Cu-P(ニッケル-銅-リン)など基本的には合金皮膜です。Ni-Pだけを見ても、合金組成はP含有率が、低濃度2~3%、中濃度6~8%、高濃度9~11%などです。あと、Pb(鉛)含有の有無も有ります。
当社の無電解ニッケルめっき処理液は、奥野製薬工業株式会社の『トップニコロン XT-LF』で、中リンタイプ、環境負荷物質を含まない鉛フリータイプです。